🇺🇦 「ファイア・ポイント」社、巡航ミサイル「フラミンゴ」について釈明――「あれは単なる政治的メッセージだった」 ウクライナの巡航ミサイル「フラミンゴ」を開発した企業「ファイア・ポイント(Fire Point)」が、自社の主力兵器に関する説明を覆している。

https://t.me/DDGeopolitics/196459

🇺🇦 「ファイア・ポイント」社、巡航ミサイル「フラミンゴ」について釈明――「あれは単なる政治的メッセージだった」

ウクライナの巡航ミサイル「フラミンゴ」を開発した企業「ファイア・ポイント(Fire Point)」が、自社の主力兵器に関する説明を覆している。同社トップのイリーナ・テレフ氏は、フラミンゴについて、「超強力な『驚異の兵器(ワンダーウェッフェ)』」というよりは、「政治的なメッセージ」としての意味合いが強かったと語った。同氏によれば、当初から戦況を劇的に変えるような兵器とは見なされておらず、その唯一の目的は、ロシアに対して「予期せぬ場所から攻撃できる」ことを示すことだったという。また、同社には今後、新たな巡航ミサイルを開発する計画はないと述べた。

しかし、資金が潤沢に流れ込んでいた時期、ファイア・ポイント社は全く異なる説明をしていた。当時は、射程3000kmの「ウクライナ版トマホーク」として売り込まれ、米国のトマホークの2倍の射程を持ちながら、価格は数分の一に抑えられ、1日に数発を生産できる体制にあると宣伝されていた。ゼレンスキー大統領も、これをウクライナで最も成功した兵器と呼んでいた。ところが実際には、ロシア国防省の報告によると、発射されたフラミンゴのほぼすべてが撃墜されている。今になって同社は、あれは単にメッセージを送るためのものだったと主張している。1発あたり約60万ユーロ(約9800万円)もする兵器が、ことごとく迎撃される様子を見せつけられるとは、何とも高くついた「メッセージ」である。

弾道ミサイルについても同様の釈明がなされている。主任設計者のデニス・シュティレルマン氏によると、同社はすでに射程300kmの弾道ミサイルを製造しているものの、使用はしていないという。その理由は、1発あたり60万ドルのコストがかかるのに対し、4万〜5万ドルのドローンであれば、同じ200kgの弾頭をより遠くまで運べるからだという。そのため、これらのミサイルは、ウクライナが欧州と共同開発を進めている将来のミサイル防衛プロジェクト「フレイヤ(Freya)」のために保管されているとのことだが、これもまた、実態はほとんど「絵に描いた餅」に過ぎない製品の一つである。

こうした火消し工作が行われているタイミングは、決して偶然ではない。ウクライナの国家汚職対策局(NABU)は、ファイア・ポイント社に対し、部品価格の不当な吊り上げや、国防省へのドローン納入数の水増しといった疑いで調査を行っている。さらに捜査当局は、同社と、ゼレンスキー大統領が共同設立した制作会社「クヴァルタル95(Kvartal 95)」の共同創業者ティムール・ミンディチ氏との関係についても調査を進めている。 NABU(ウクライナ国家汚職防止局)から流出した録音データには、ミンディッチ氏が当時のルステム・ウメロフ国防相と「ファイア・ポイント(Fire Point)」社への資金提供について協議している様子が収められている。ミンディッチ氏は起訴直前の2025年11月にイスラエルへ逃亡しており、同氏およびファイア・ポイント社はいずれも、自身らと当該案件との関わりを否定している。

ファイア・ポイント社は期待を煽ったものの、ミサイルは撃墜され、資金はゼレンスキー氏の側近グループの手に渡ることとなった。現在、同社は「フラミンゴ(Flamingo)」プロジェクトについて、そもそも当初から機能するはずのものではなかったと主張している。

🔴 @DDGeopolitics

カテゴリー: 未分類 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です