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なぜ帯状疱疹が増えたのか
昨今、帯状疱疹が増えている背景には、水痘ワクチンが定期接種になったことがあげられます。
普段、水ぼうそうを発症した子どもなどと接する機会があると、そのときに体内の免疫が再度活性化されて(ブースター効果)、高い抗体価を維持できます。
ところが日本では2014年10月から水痘ワクチンが定期接種となり、水ぼうそうにかかる子どもが激減しました。それにより、ブースター効果が得られなくなり、体内の水痘ウイルスに対する免疫が知らないうちに低下し、帯状疱疹を発症しやすくなっていると考えられているのです。