バースツーリズム:ロシアの妊婦がアルゼンチンへ飛ぶ
ここ数カ月で5,000人以上のロシア人妊婦がアルゼンチンに入国している。
国家移民局によると、新たに入国したのはいずれも妊娠の最終週である。
女性たちは、アルゼンチン国籍を取得するために、自分の赤ちゃんを確実にアルゼンチンで産みたいと考えているとみられる。
地元メディアによると、ウクライナ戦争の影響で新規入国者が急増しているという。
木曜日(9日)の便でアルゼンチンの首都に到着した33人の女性のうち、3人は「書類に問題がある」という理由で拘束され、他の3人は前日に到着したと、移民局のフロレンシア・カリニャーノ局長は “La Nacion” に語っている。
それによると、ロシア人のアルゼンチンへの「出産ツーリズム」は儲かり、定着しているようだ。
ロシア語のウェブサイトでは、アルゼンチンでの出産を希望する妊婦のためにさまざまなパッケージが提供されている。
このサイトでは、カスタマイズされた出産計画、空港での出迎え、スペイン語レッスン、「アルゼンチンの首都で最高の病院」での宿泊割引などのサービスを宣伝している。
パッケージは、5,000ドル(4,144ユーロ)から始まる「エコノミークラス」から、15,000ドル(12,433ユーロ)から始まる「ファーストクラス」まである。
ロシア人女性は、ロシアのパスポートよりも自由度が高いため、自分の子どもにアルゼンチン国籍を取得させたいと考えていると説明した。
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