“したがって、主流のシナリオを逆転させるべきである。 ロックダウンをしなければならなかったから株式市場が崩壊したのではなく、金融市場が崩壊したからロックダウンをしなければならなかったのである。

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“したがって、主流のシナリオを逆転させるべきである。

ロックダウンをしなければならなかったから株式市場が崩壊したのではなく、金融市場が崩壊したからロックダウンをしなければならなかったのである。

ロックダウンの結果、商取引が停止され、信用需要が減少して伝染が止まったのである。つまり、異常な金融政策による金融構造の再構築は、経済のエンジンの停止を条件としていたのである。もし、金融セクターに注入された大量の流動性が地上の取引に及んでいたら、金融津波が発生し、破滅的な結果を招いていたであろう。

経済学者のエレン・ブラウン(https://ellenbrown.com/2020/05/18/another-bank-bailout-under-cover-of-a-virus/)が主張するように、これは「もう一つの救済」であったが、今回は「ウイルスを隠れ蓑にしたもの」であった。

同様に、ジョン・タイタスとキャサリン・オースティン・フィッツ (https://home.solari.com/central-bank-stimulus-quantitative-easing-5-0-with-john-titus/) は、コビッド19の「魔法の杖」によって、FRBがブラックロックの「直接投資」計画を文字通り実行することができたと指摘した。前例のない国債購入を実施する一方で、限りなく小さな規模で、政府支援の「コビッドローン」も企業に発行している。要するに、FRBが金融セクターの時限爆弾を解除できるのは、経済的な昏睡状態に陥ったときだけなのである。大衆のヒステリーに選別され、米国の中央銀行は銀行間融資市場の穴を塞ぎ、ハイパーインフレと「金融安定監視委員会」(2008年の破綻後に設立された金融リスクを監視する連邦機関)をかわした。これについては、こちら(https://wallstreetonparade.com/2020/05/wall-streets-financial-crisis-preceded-covid-19-chart-and-timeline/)を参照してほしい。

しかし、「直接法」の青写真もまた、絶望的な措置としてとらえるべきである。なぜなら、それは、貨幣の印刷と金融資産の人工的なインフレをますます人質にとる世界経済の苦悩を長引かせるだけだからである。

我々の苦境の核心は、克服しがたい構造的な行き詰まりにある。負債レバレッジの金融化は、現代資本主義にとって唯一の逃避行路であり、歴史的限界に達した再生産モデルにとって必然的な前進・逃避のルートである。資本が金融市場に向かうのは、労働に基づく経済がますます不採算になるからである」。

https://thephilosophicalsalon.com/a-self-fulfilling-prophecy-systemic-collapse-and-pandemic-simulation/

 

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