ロバート・J・バロウズ 米国の作家、活動家 (アルシオン・プレヤデス93)

私達は、完全に変えられつつある。そして世界は、私達の
周囲で完全に変化しつつある。これは一見単なるウイル
スに対処するためのように見える。だが実際には、人類お
よび生活全般に高い代償を払わせて、エリートの構想を
達成することなのだ。あなたが起こっていることを注意深
く観察してこなかったとすれば、最近のいくつかの展開に
ついて、またそれに関して私達ができることについて、
強調しておきたい。2020年3月26日に世界知的所有権機
関(WIPO)はマイクロソフトに一つの国際特許を認可し
た。『1.WO2020060606 – 身体活動データを用いる暗号通貨システム』と称するものだ。この特許はマイクロソフト
(つまりビル・ゲイツ)に私達の人生に対する途方もない
権限を授ける。『この特許は人間の意味を劇的に変更し
つつある。第一に、私達をデータの「鉱床(マイン)」として
定義しなおしており、私達の自主性や主体性、心身の統
制権を奪いつつある。そしてその「サーバー」を介して接
続するだけで、同意をしていることになるのだ。第二に、
主体性を持ち、生きており、精神的で意識しており、
賢い存在としての私達の人間性を抹消しつつあり、私達
が属しており、また密接に関わっている自然界や社会に
おける己の行動の影響に対する倫理観や知恵をもって自
ら決断を下し、選ぶ権利を取りあげている。私達は、デジ
タル抽出メガマシンが指定するタスクの「ユーザ」と
化しつつある。「ユーザー」はデジタル帝国における、選択
肢を持たない消費者である。特許番号060606で想像さ
れる世界では、人間の創造力や意識は消滅する。第三に、
この特許は人間的な価値観や人の価値を再定義してい
る。人間的な価値観には、倫理観や環境への配慮、精神
的な価値が含まれる。特許060606の目的は、私達の深
遠な人間性を奪うことだ。私達は自己管理でき、意識し、
創造的で自己創出的な存在から、外部入力の「ユーザー
」と化しつつある。その価値は、アルゴリズムを介した暗号
通貨で、第一に私達にタスクを与えた機械自体によって
割り当てられるだろう。』だが、これがいかにおぞましいも
のであるにせよ、危機に瀕しているのは私たちの人間性だ
けではない。暴力は本来非生産的であり、どんな背景が
あろうとそれに見合う望ましさはないことを、この上なくシ
ンプルな形でマーティン・ルーサー・キング・Jr師はこう伝
えて表現した。『敵は暴力だ。』そこで、私達は、アメリカ政
府のように途方もなくおかしい、無慈悲で暴力的な敵対
者に対し、もっぱら暴力的でない、実に有効な戦略を計
画し、展開し、用い得るくらいに、十分に賢く勇敢で、独創
的であるべきだ。殺されるか、極限の貧困や絶望に追い
込まれていないヒューマノイド達が割り当てられた役割
を果たし、私達の周囲に構築されつつある新たなテクノ
ロジーの圧制において世界的なエリートに奉仕するよう
に、世界もまた変容を遂げつつある。」

ロバート・J・バロウズ
米国の作家、活動家

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